【如是庵・洗心亭】季節の純粋な素材を用いた洗心料理をお楽しみください

今年も鮎の季節になりました。

如是庵で使う鮎はすべて天然ものですから、
鮎釣り名人の方や魚屋さんにお願いして調達しています。

鮎は塩焼、田楽（魚田）、姿ずし、鮎ご飯、背越（刺身）、
煮浸し、又秋以降は子持ち鮎の甘露煮等々
多くの調理法があり、なににしても大変おいしいものです。

如是庵では、この時季は少人数のお客様には
塩焼としてお出ししますが、５～６名以上の場合は
笹焼にします。



笹焼は小さい織部釉の火鉢に火をおこし
網の上にいっぱいの笹をのせます。

そこに塩焼にした鮎を並べ、くゆらせた笹の香りを鮎に移し
あぶりながら召し上がっていただく、風情のあるお料理です。

笹の芳香につつまれて、鮎はふつうの塩焼より
一段とおいしくなります。

ぜひ、一度、この季節にご賞味くださいませ。

（但し天然ものですから、調達できない時もありますし
大きさ、形は不ぞろいです）

また、織部釉の火鉢は秋のほうろく焼にも出てきます。
中には、鮎よりこちらに関心のあるお客様も、、、、。